今月の日記

日経平均 15257.00 +225.40
2007/12/21

日経平均は月齢の変化日のシグナルのとおり、安値を更新し、その後は上昇に転じ、下げチャネルを上抜けてトレンド転換となりました。
何度もこのサイトでは取り上げていることですが、月齢の変化日の特徴は、@新月、満月の前後を含む3日間が変化日で、Aそこで安値もしくは高値を更新してくる。Bまたは(持ち合い相場から)一気にトレンド方向に加速する。というものです。今月の満月は24日辺りで祭日ですので本日から水曜日付近までの3日間が変化の時間帯となります。(あまり一般の人に月齢のことを言うとおかしな奴と思われるので言わないようにしているのですが、、、)
月齢カレンダーはhttp://www.osk.3web.ne.jp/~tkadota/mcal/このサイトが過去も未来も調べられて便利だと思います。
ちなみに、今の相場は今年の9/11の時とそっくりと先日書きましたが、この時は9/11が新月になっていて、目処となる安値をつけていることが分かります。その後は上下に振れましたが、結局は9/11の安値を下回らずに上値抵抗線を上抜けて大きく上昇しました。今回の場合は本日下げチャネルを上抜けましたので、まだ変化の時間帯の中で不安定ではありますが、本日に目処となる安値をつけたことが分かります。ここからは戻りを試す順番となります。もう少し動きが出ればチャネルの幅と角度が出て、株価が何時頃までにどの水準に向かいたいのかが見えてきます。後はトレンド方向に従って売買するということになります。あとはこれに酒田五法などのテクニカル手法から日足が出すシグナルを付け加えて戻り天井を読み取っていくわけです。
今年も残すところ後4営業日となりました。今年の日記の更新は本日で終了となります。今年も昨年同様あまりよくない相場でしたが、年間を通してプラスで終えることが出来ました。
このサイトに来ていただく方達は、他のサイトからのリンクでこられる方はほとんどおらず、お気に入りからこられる濃い濃い方々のようです。今年も大変お世話になりました。明日からの3連休、また正月休みでしっかりとリフレッシュして、また来年お会いしましょう。良いお年をお迎えください。

日経平均 15031.60 +1.09
2007/12/20

本日の日経平均は6連敗後だが、ほんの1円プラスで久しぶりの白星となった。明日は金曜日で週足がどうなるのかが決まる。12月もあと5営業日となり、これで12月の月足も決まることになる。
日経平均はまだ新安値5手目で踏みとどまっているが、個別銘柄の一部では本日で6手目7手目のものがかなり多いようだ。更に明日から26日までは変化の時間帯となることから、ここからもし突っ込んでも終値では14910円はサポートされるのではないか。またここから月末まで多少戻って月足でヒゲが出るかどうかが注目されるところ。
この2日間は12/18の値幅内で推移しており、売っても買ってもやられる、やりづらい相場でした。明日は多少はっきりするのではないでしょうか?

日経平均 15030.51 -177.35
2007/12/19

個別銘柄の下値洗い出し作業をしているため、最近更新が遅くなっています。
内容は05年から天井月別に銘柄を振り分けしてグループを作り、下値目処の到達度を測っているのですが、05年末〜06年前半に天井をつけて、これまで約2年に渡り調整してきた銘柄は、既にボトムをつけていたり、結構いい水準まで調整が進んでいるように見えます。
しかし、ここ最近世界のバブルと共に上昇してきた今年10月天井(コマツや三菱電機)銘柄などの下落が、著しく日経平均を押し下げているようです。
日経平均が目処としていた14910円2番底に近づいたものの、下げ遅れ銘柄の下値目処や、その他まだ下げ余地のあると思われる銘柄の下値を探っていると、14900円のサポートライン(週足終値で)を割れた時の準備もしておかなければならないように思えます。
目先の動きとしては、本日は「はらみ足」でしたので、本日もしくは昨日18日の安値.高値を抜けた方に付くのが基本です。18日の安値を割れないのであれば次の変化日25日前後に向けて戻ることも十分に考えられますが、その後についてはまだ疑問符が付いたままです。11月安値を支持するのであれば、少なくとも12/7の16107円を上抜いてこなければなりません。
個人的には、下値目処まで下がってきたものに関しては、買いスタンスで短期売買を繰り返していますが、売りポジションは14910円ラインを割れてくるまではとりにくいように思います。

日経平均 15207.86 -41.93
2007/12/18

日経平均は、寄り付きこそ売られたが久しぶりの陽線引け。前場は15000円を下割る水準があるだろうと待っていたが、そうとはならず9時30分頃安値をつけた後反発。個別では水準的に安くなってきているし、ボトムを付けた銘柄に関しては短期売買中心ではあるが、買いで入る安心感もある。
さて、本日の日経平均の日足は、陽線引けではあるが「差し込み線」となっていてボトムのシグナルとはなっていない。よって明日以降30分足チャネルを上抜けることが出来るのかどうかで、トレンド転換を見極めていきたい。
 また、現在のチャート形状が、今年の9月相場と比べて、日柄やボトムから2番底への角度など、かなり似ている事に注目している。同じようなパターンを辿るとするならば大きく戻る可能性もあるし、たとえ戻ったとしても途中で腰折れとなり、その後本日の安値を更新してくる可能性もある。今後有り得るパターンが複数あるために、判断は必ず30分足チャネルに従って不用意な逆張りはしないようにしたい。

日経平均 15249.79 -264.72
2007/12/17

日経平均は25日線を割り込んで長い陰線引け。TOPIXも3日連続の長い陰線が「ツタイ」となって「3羽ガラス」の弱気シグナルとなった。特にこの3日間の下落で銀行、不動産、鉄鋼などはかなりきつい下落だった。
あす日経平均が15386円以上で引けて、遅行線がマドをすり抜けて上に抜けてこないようならば、次の下値目処は14900円付近としたい。
ここまで弱気派は、日経平均が11/22の14660円の時、下値目処まであと600円取るために、売り推奨を続けた結果1400円踏み倒されて12/7の16107を付けて、やっとこの水準まで下がってきたところ。決して弱気派の想定どおりの相場展開とはなっておらず、この下落まではかなり苦しんでいたはず。その間に下値目処を付けた後、初動となる上昇を遂げた銘柄も多数あり、ここからはそれらの銘柄が2番底となるかの確認相場となる。
個別で下値に到達したものから順次買っていく予定に変更はない。

日経平均 15536.52 -395.74
2007/12/13

昨晩のNYダウは、寄り付き時の大幅高から一時マイナスへと、上髭の長い波乱含みの陽線となり、戻り待ち売りの洗礼を受けた格好となった。
本日の日経平均は、昨日の引け味の良さはまったく感じられず、マイナススタートで、その後ズルズル一方通行で下落し、上昇チャネルの下値線をも下割って、売り転換で終えた。
ここからは2番底探りとなりそうだが、下値目処は日足の下落トレンドチャネルの角度がまだ未確定のため、週足で終値ベースで14900円付近。25日線、もしくは下のマド付近で一旦反発した後に、再度下落して目標値到達という予想となる。しかしこの予想は、ほとんどの売り方が予想しているもので、面白味がない。サブシナリオとして、25日線付近で底堅く推移しているうちに、遅行線が下のマドをすり抜けて株価の上に浮上して買いシグナルとなる。その後12月末に掛けて上昇するというのが面白そうだ。

日経平均 15932.26 -112.46
2007/12/12

昨晩のNYダウはFOMCの結果を受けて急落。日経平均もそれを受け大幅安で寄り付いたものの、後場MACD10分のGC後から引けに掛けてかなり戻す結果となり、個別株によっては安値からの戻りの値幅はかなりのものとなった。
本日寄り付きの急落を受けても日経平均及びTOPIXは、現在の上昇チャネル内に踏みとどまっており、チャネル割れとなるまでは売り転換とはならない。変化の時間帯であった12/7-11を過ぎてもトレンド転換しないのであれば、7日につけた高値も抜く可能性があると見ておく必要がありそうだ。
しかしまずはTOPIXに黒の上値抵抗線がのしかかっており、まずはこれを上抜くことが前提だろう。

日経平均 16044.72 +120.33
2007/12/11

日経平均は注目していた10日を中心とする3日間のうち高値更新は7日で、その後高値を更新することも無く、トレンド転換を示すチャネル割れすることも無くで、上昇トレンドを維持したままとなった。もし明日以降7日の高値を上抜くことがあるのであれば、次の変化日は18日前後の3日間が有力、その次は月齢の変化の時間帯である25日前後付近となる。
現在NYダウ週足のRCI9.12はGCして上昇中、ナスダックはボトム水準で昨日GCしたところで、9勝3敗ながらかなりの上昇パワーを秘めこんでいるように見える。
日経平均のほうはといえば、日足でのRCIは高水準でDC、週足ではGCのあと上昇途上となっている。
そこで今晩注目されているFOMCだが「FOMC結果発表の翌日には、大きくトレンドと反対に動くアノマリーがある」との事。前回11/1の翌日の動きは記憶に新しいだろう。
つまり、今晩結果内容(金利予想4.25%)が織り込み済みとして、たとえば大きく下落して、それにつられて日経平均が大きく下落したとしても、明後日は逆に戻してくるのかもしれない。ここはあくまでも推測の範囲だが、面白いところでもありそうだ。

日経平均 15924.39 -31.98
2007/12/10

日経平均は先週の金曜日から明日までが変化の時間帯で、金曜日に目処となるかもしれない高値をつけて2日連続陰線引け。しかし本日時点で分足ベースの上昇チャネルを維持していることから、7日高値が戻り高値となるかどうかは明日以降の動きを見てからでないと分からない。
明日までの3日間の高値をあさって以降に上抜いてくるようであれば、上値目処はもう一段上がることになるので、上昇チャネルを割れるまでは、売りは短期で慎重にすべきだろう。
本日の相場は、東証一部の銘柄は高安まちまちで方向感が出にくかった様だが、マザーズを始め新興市場の銘柄はさらに弱く推移したようだ。しかしマザーズ指数は週足で13週線と26週線がGCしているので押し目買い方針となる。
その他監視しているところでは、6334明治機械、3432三協立山のようなボロ株や、クラリオン、ケンウッド、三井松島などの小型株が強く推移しているようで、個別株の物色はまだまだ続いているように見える。

前引け
2007/12/07

金曜日はサボり癖があるので、前引けに更新。
日経平均は売り方が踏み上げられて買い戻した結果、大きなマドを2日連続空けて前引け147円の上昇。昨日のNYダウは強い陽線で引けており、今晩も戻り高値を更新する確率は高いといえるが、日経平均の残りの上値余地からしてあまり無理をする場面でもなさそうだ。
また本日から来週の火曜日までは、変化の時間帯に入っていることにも注意したい。特徴としては新値を取ってきた後にトレンド転換することが多いようだ。本日も戻り高値を取っているので警戒が必要だろう。
酒田五法では、「三空踏み上げには売り向かえ」は良く知られたところだが、その他にも「二本の差し込み線はドテン売り越し」というのもある。「上げ足の差し込み線」(1回目12/3)が数日後において再現した時、今度は追撃買いではなく、ドテン売り越しとなる。柳の下にドジョウは二匹いないと言う事。今度は単なる押さえ込みではなく、高値警戒感が強くなったという足だろう。よって本日も含めて高値からの陰線が入ったり、三空、NYダウのはらみ線などトレンド転換のシグナルが出た場合にはドテン売りのタイミングとなりそうだ。個別では押し目買いの意欲が強くなりそうなので、225先物も手段の一つだろう。

日経平均 15874.08 +265.20
2007/12/06

日経平均及びTOPIXは約1.7%の上昇で陽線引け。TOPIXにおいては11/22の下落1波目安値と本日の陽線が、終値ベースでも重なったため、これまでの下落の規模から1/22安値がボトムである可能性が高まった。後は日経平均が同じような足取りを辿れるかどうかとなるが、とりあえず目先の抵抗帯は青の上値連結線である15900円付近。これはちょうど上に空けたマドの下限の位置と重なる。ここをクリアで切れば次は75日線で16200円付近。ここは日経平均の下落第1波の位置で、これを上抜くことが出来るかどうかが最大の注目点となりそうだ。
個別では、先駆している三菱UFJが新値8手目に到達しており、警戒も必要な水準となってきているのも確か。今後は出遅れている銘柄が循環物色的に吹き上がってくるのではないかと考えている。日柄的には12/10付近を戻り目処としており、先駆株の動向からしても妥当かもしれない。

日経平均 15608.88 +128.69
2007/12/05

日経平均は前引け前にMACD10分のGCから先物主導で上昇し始め、ここ3日間の調整トレンドを上抜いた。しかし日足ではまだ高値安値が切り下がっているため、まだはっきり答えが出ていない状態だろう。
日足分析では12/3の陰線が高値からきているため、単なる「押さえ込み」だった可能性があり、更に戻るかどうかは明日昨日の陰線の高値を上抜いてくるかに注目したい。もし戻りを試すのであれば、目処としては12/10前後となりそう。
しかし、上値目処としては10/11と11/1を結んだ上値連結線の位置を目処としており、日経平均では75日線に到達できないと見ている。
また、NYDOWの下値目処としてネックラインである12700付近が適当だと思うのだが、NYダウとS&Pの週足RCIが下位でGC、ナスダックはあと少しのところまできており、一旦戻ってもよさそうな水準であり上が先か下が先か決めかねている。

日経平均 15480.19 -148.78
2007/12/04

日経平均は高値からの陰線が「ツタイ」となって続落。
酒田五法に「若くして新値でたる時、三手を待つべし」とあり、
『極線が続いてなべ底を入れたと見られるや、いきなり大陽線を出し、相場の転換を高らかに表示することがある。しかし、人間でも相場でも、若いうちは、とかく保守派から頭を抑えられがちである。懐疑派もいる。買い方も、また全学連のように勇ましくない。へっぴり腰が多いから、こういう時に飛び乗る必要はない。必ず「三手押し」があるものだから、そこから出動する。』とある。
つまり、今回の戻り相場では11/29にマドを空けて上昇したが、その2日後12/3に高値からの陰線で腰折れ、明日も陰線ならば3日連続陰線の「三手押し」となる。そこから反発するのか、14000円台に突入するような下落につながるのかの見極めとなる。ちょうど下に空けたマドが攻防の分岐点となりそうだ。

日経平均 15628.97 -51.70
2007/12/03

北京五輪アジア地区最終予選日本対台湾やってますね。昨日の韓国戦は最後まで緊迫した試合でした。
さて、NYダウとTOPIXはザラ場下落1波目と重なっていますが、終値では重なっていません。これが終値で重なってくるようなことになれば週末更新した日記の内容に繋がってきます。
個別では9715トランスコスモスのようにボトムをつけた後に吹き上がってくる銘柄がまだまだ出てきそうです。

日経平均 15680.67 +166.93
2007/12/01

日経平均はマドをあけた後2連陽で25日線まで到達。週足でも6週線まで戻した。RCIは既にGCしており、高水準に到達するまでまだもう少し戻り余地がある。
一方NYダウは、同じように戻しているが、RCI9と12は低水準でそろそろGCするかどうかを伺うタイミングとなっていて、日経平均との差にズレが生じている。ダウがここから更にGCしてくるようなことがあれば、さらに買い方有利な展開となりそうだ。個別では下値に届いているもので、まだ戻っていない銘柄が循環物色で火柱を上げるように吹き上ってくるだろう。
日経平均の週足では下がってくる13週線と26週線が今後の抵抗帯となって、上値を押さえ、もう一度15000円前半を見に行くことは高確率でありそうだが、その後の展開については、更に下げて目標の14500円を割れていくのか、16000円台に戻っていくのか見極めが必要な場面となりそうだ。

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