今月の日記

日経225先物 17270 +20
2007/03/29

日経平均先物は前場NYの大幅安を受けて大幅に下げたものの、後場いきなり先物が90円高で寄り付き、その後17380円まで上昇。引けには110円押し戻され、結局20円高で引けた。昨日と比べても上値下値は切り下がっており、トレンドが変わってきたとまではいかない展開だった。
 現在日経平均のチャートは、ウォルフ波動が進行中と考えられる。起点となる@は窓を開けて下落しているため、3月2日の終値を直近の高値としている点が気になるが、これを下落の根拠とするならば15800円〜15600円付近をターゲットに見ても良いことになる。よって17500円台の売りは理に適っていたことになる。
一方この見方を否定するには、先物でDの高値17540円を上抜くことが必要となる。
 昨年の3月相場と今年とは非常に良く似ており、25日線と75日線の位置関係も良く似ている。現在売り方と買い方との均衡が取れている状態で、どちらかに振れたほうに一気に傾くのだろう。


日経225先物 17250 -180
2007/03/28

日経平均は4日間高値でもみ合ったが、5日目となる本日の後場ようやく下に振れて、動きらしい動きが出てきた。一時は75日線をも下割れて日足ベースのチャネル割れとなったのだが、引け間際から戻し始めて、結局日経平均、TOPIXとも売り転換とはならなかった。明日それぞれマイナスで引ければ売り転換へ。しかし上に動き出せば大きく戻す可能性もあるので、予断を許さない状況。尚、ダウ、ナスダックとも下髭にはらむ形の陰線でよくない足となっている。こちらが先に売り転換となれば、日本にも飛び火するのではないか。

日経225先物 17430 -40
2007/03/27

日経平均は配当分が加味されていた為、225先物でチャートを更新。本日は昨日のNY相場の波乱を受けて上下に動く場面があったが、結局はもみ合いの中心値付近で引けた。
 今後の動きについて、参考に昨年の3月相場の動向を見てみると、2月27日の高値を抜けたのが3月13日。その後4日間はもみ合ったが5日目に一気に上抜けて4月7日の天井へ推移した。
現在の日経平均の推移は、これによく似ていて、3月22日に3月12日の高値を抜けており、現在日足チャートにあるように赤の下値線と青の上値線にはさまれた状態。昨年の日柄どおりに推移するとするならば明日、もしくは明後日どちらかに抜けることになる。上に抜けるとするならば、昨年を参考にして抜けた日の19日後だとすると、今年は4月17日(ちょうど月齢の変化日)となるが、どうだろうか?
また、下に割れるとするならば、2番天井となる可能性が高まるだろう。
尚、 「業種別指数一覧」から業種別にチャート分析してみると、25日線と75日線がデッドクロス、もしくはしかけの業種のほうが、上昇を継続している業種より多いのがわかる。どうしても強い銘柄に目が行きがちなので注意したい。


日経225先物 17470 +30
2007/03/26

日経平均は5連騰ながら3日間連続でザラ場中揉み合いで推移したため、ほとんど何もできずに銘柄探しのみ。
上昇チャネル内で推移しているし、3月期末の権利付き最終売買日でもあったのでうごきづらく、ノーポジション。買うなら短期トレード。売りならチャネル割れを待ってからとしたい。
日経平均のチャートではまだ上昇余地があるようにも見えるが、ダウ、ナスダックでは2番天井で終わるとするならば、かなりの水準まで戻しているように見える。今晩のNY相場の行方がキーポイントかも。


週末の研究
2007/03/24

久しぶりにオリンピックイヤーと日経平均株価を検証しました。(画像をクリックして拡大してご覧ください。)
バブル後のみしか分析できませんが、チャートの赤い線は、4年に1度のオリンピックと同じ48ヶ月サイクルです。青い線は、何ヶ月前からピークやボトムまで変化してきたかの期間を示しています。よくみるとバブル後は赤い線の前後の月にピークやボトムをつけていることがわかります。もしこのとおりに推移するならば、次のXポイントは来年の2月前後ということになります。
92年オリンピックのときは、89年12月38957円のバブル頂点から下落後、三角持合を再度下割れた地点から11ヶ月間の下落。その後の3回はすべてトレンド転換した上で48ヶ月サイクルにあわせてピークを迎えています。
 問題は今回ですが、来年のXポイント(2月)までは今月を含めてあと12ヶ月となっており、そろそろ注意しなければならない時間帯が来ていることになります。
 まず下落に転じるとする場合ですが、先月2月につけた18300円がピークだったとするのが一般的でしっくりきます。13ヶ月間にも及ぶ下落相場となるのですから、かなりの下落となります。現在の戻りで一旦ポジションを閉じ、18300円を抜けた時点で買いなおすぐらいの慎重さが必要となります。 
 一方上昇が継続する場合ですが、正直考えがまとまっていません。現在チャートで示しているXポイントまでの残り期間は13ヶ月ではなく、06年6月の上昇起点14045円からとなりますので21ヶ月の上昇期間となるのは不自然さが残ります。それと00年ハイテクバブルの20833円からの下落期間37ヶ月に対する戻り37ヶ月も06年4月に17563円を付けていますので、今年2月に付けた18300円はそれに次ぐ2番天井の可能性があります。
 どちらにせよ、Xポイントまで比較的一方通行の取りやすい相場が到来すると考えていますので、どちらにでも対処できるようにしたいものです。

日経225先物 17380 +240
2007/03/22

本日も日経平均は大幅高の+256円。指数は2空目のマドを開けて寄り付いてからは動きが引け間際までほとんど出ず、何も出来ない1日となった。
終値も前回高値17325円を上回って引けたため下値が固まった模様。
昨年3/13TOPIXでは同じような値動きとなっており、ここから3日間陰線をつけて下げた後に高値を上回ってきていることから、今回もここからは押し目買いで臨みたい。
 今日の相場では、オリコの件で下方修正となったみずほや、同じく下方修正大幅赤字転落の富士通の動きを見ていたが、不思議と強かった。
その他では、上昇基調の中の三角持合に押さえ込まれている銘柄や下落チャネル戻り上限まで戻ったものが散見されるので、引き続き抜けるだろう割れるだろうの期待はせず、シグナルが出るのをしっかり待ってからトレードしたい。

日経225先物 17140 +140
2007/03/20

日経平均は本日も3桁の上昇。昨日強く推移していたソフトバンクや東芝などは動きが出ず、あさって公示地価発表期待の不動産関連や海運、今まで弱かった新興市場などがザラ場値を上げ続けて強かった。
 ここ最近は、チャートが崩れてきた銘柄が多くなってきているので、個別と日経平均との動きを重ね合わせて分析するのが非常に難しく感じる。
その点225先物トレードは銘柄を探す手間が省けてこれ一本に集中できるので有利。
 225先物をトレードするときはレバレッジがキツイのでほとんどの人は短期売買していると思う。私が短期売買するときは、エリオット波動理論とチャネル分析、その他もろもろのテクニカルを組み合わせながら、上昇トレンドのときはロング、下落トレンドのときはショートのみとし、MACD5分を監視しながら10分のゴールデンクロスで実行するようにします。
 昨日のトレードでは、寄り付きはマイナスで始まったものの、その後10分がGCし、1のネックラインの水準まで上昇。引け間際ネックラインを明確に超えてきたので、5分10分がGCしたままであることを確認してオーバーナイトしました。案の定NYが強く引けたことを受け、本日225先物は買い気配で始まり、次の5分DCで、ネックラインの上方倍返し水準で利食い。
その後もみ合ったがDCのままで引けたためオーバーナイトはナシとしました。
明後日のトレードは、海外市場の推移にもよりますが、日経平均でポイントは赤のチャネル下限17080円付近もしくはその下の水色17000円水準でMACD10分がGCするかどうかを確認してからの出動となります。
逆にCMEが高く返ってきた場合は、引けの時点で3を抜けて引けるかどうかの確認が必要になるので見送りとなります。
ではよい休日を

日経225先物 17000 +300
2007/03/19

HPをリニューアルして再開いたしました。URLも移行しておりますので変更していただきますよう宜しくお願いいたします。

 さて、先週の金曜日「新高安値更新銘柄一覧」をみると、新安値更新銘柄数が新高値更新銘柄数と比較して本日と同様かなり多数の銘柄に上った為、日経平均が06年6月14日を起点とする下値連結線を下割った場合の売り銘柄を、上記一覧からあらかじめ準備しておいたのだが、本日の日経平均の動きを見て実行せず空振りとなった。そもそも本日は月齢の変化日だったため注意に注意を重ねていたが、なかなか買い参戦とまでは頭を切り替えできず、先物のトレードのみ。配当取りの動きから4月へ向けて高く推移する可能性も出てきたため、偏った考えはせずニュートラル。買いができる銘柄は少ないが、東芝やソフトバンクなどがよさそうだ。先物はとりあえず17280円付近まで。
ピックアップした売り銘柄は、戻りを待ってからということになりそうだ。

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