今月の日記
日経225先物 17280 -20
2007/07/31
日経平均およびTOPIXは陰線引けで上値の重さを確認。監視銘柄の中では新日鉄、神戸鋼など鉄鋼関連は弱く推移し、今まで強かった7751キャノンも弱い。
2:00付近までは下げて順調に見えたが、先物がその後緩やかな戻り歩調で寄り引け同時線となったこと、マザーズ指数が急に戻っていることに違和感を覚えた。
そして現在ヨーロッパは全面高でFTSEは2%もの戻り歩調、為替もドル/円119円半ばまでのリバウンドとなっているようだ。
現在日経平均は3空状態だが、戻りがあっても急角度で下落してくる5日線が抵抗帯となるはずで、上回ったとしてもヒゲ程度か陰線となるのではないか。チャネル分析から17580付近までの戻り余地があるが、その前に7/27の始まり値17454を上回れるかどうか。個人的にはチャネル抜けまでの強さはないだろうと売り乗せのチャンスかと考えている。
日経225先物 17300 +10
2007/07/30
参議院議員選挙で自民党大敗という悪材料を一つこなしたこと、月齢の変化日だったことなどで、日経平均は一時的なボトム(逆襲線)を打って小反発したようだ。「逆襲線」とは、「いきなり大きく下放れて寄り付き、急反発して出現した奇型的な大赤線。窮地に追い込まれた買い方が、最後の勇を振り絞っての特攻的反撃の形であろう。売り方もひとまず退陣して様子を見る。しかし必ずしも大底入れの決定線でないようだ。」とされている。
では個別銘柄ではどうだったか。本日多く見られた足は「包み足」「並び赤」「差し込み線」「アテ線」「入り首線」などなど、、、この中で「包み足」は翌日の足取りを見てからとなるが、残りは「追撃売りの急所」とされる足となる。明日安く始まるようだと即実行となる。しかしまだこれだけで相場を判断するのは心もとないので、本日やけに強かった6503三菱電機を一番上のチャートで取り上げてみた。
05’11の250円を最安値として、現在まで上昇の一途をたどっているが、89’6月の1260円と00’6月の1244円を結んだ上値連結線を月足で一時的に上回った状態にある。本日の大幅高でここ最近の日足をすべて包み上げてしまい「抱き線」となった。酒田五法ではこれを「最後の抱きは天井」として、「見るからに強そうだが、これが曲者。その翌日、下寄り(抱き線の引け値に比べて)すれば、即刻成り行き売り敢行。仮に高寄りしても「カブセ」の陰線になることが多いからそれを確かめてやはり成り行き売りである。・・・ここを買うと相場と心中になると言う意味を持つ」とある。
よってこれらのシグナルは教科書のとおり明日からの足取りを確認しながら実行していきたい。
また別のテクニカルになるが、日経平均は安値からの陽線となっているので、「スマッシュ・デイ」のシグナルにも注意したい。日経平均がここから陽線が3つ「ツタイ」で並ぶようなことがあればなので、売り乗せのタイミングはまだ先となるが、、、
日経225先物 17290 -410
2007/07/27
本日日経平均は一時500円ほどの大幅下落。先日までの18000円台がうそのようにはしごをはずされた状態となりました。他の投資顧問系の有料サイトなどのコメントでは昨日まで強気を語っていたほどですから、含み損を切らずに損失を被っている人は少なくないと思います。プロでもこうなのですから個人が損をすることはある意味仕方が無いのかもしれません。
しかし此処からどのような投資スタイルをとるかが今後重要となります。挽回できるのか、損を増やすのか、、、
私は日々分析にかなりの時間を費やしていますが、内容は主に、@ローソク足の分析Aチャネル分析B日柄分析の3つが重要と考えています。
しかし残念ながらいまだに今回の急落の謎が「日柄分析」にあることを解説しているところは少ないようです。
このHPは「このHPの参考書」の中の3冊から、ローソク足の分析は「酒田五法」チャネル分析と日柄分析は「エリオット波動」もみ合い時は「株はチャートでわかる」の本を基本に分析しています。月何万円もする投資顧問でも今回この有様ですから、結局は自分の身は自分で守る他ないのではないでしょうか。先の見えない未来に投資をするのですから、是非これらの本を手元に置いて、いつでも確認できるようにしておかれることを強くお勧めいたします。
さて、7/24の分析を基本に、現在は下落の時間帯にあり、本日で下落約46日中27日目を経過した時間帯にいます。2番目のチャートの位置となり、ちょうど下落の中間地点付近となります。騰落レシオは本日69.4%で当時も同じような位置。その後6/8にボトムとなる54.3%を出していますが、株価がボトムを打ったのは6/14の、騰落レシオがボトムを打ってから4営業日後となっています。
これらを見ながら、目標16500円で8/22.23を目処に腹八分目で両建て、売りはずしの作業を行っていくことになります。
週末ですので、ゆっくり体を休めながら来週に備えたいと思います。
日経225先物 17860 -160
2007/07/25
昨晩のNYDOWは1.62%、ナスダックは1.89%の久しぶりの急落。RCIは陰転中で更なる下値はありそうだ。
しかし上海、韓国、台湾はプラス引けであまりNYには反応せず。
日経平均も0.8%の下落でDOWの半分程度の下落にとどまった。東証1部で下落銘柄数が1200を超えているとはいえ陽線引けのものが多く、マザーズにいたってはプラス引けで高値安値切り上げ。RCI12と9がGCとなった。個別でも三菱重工や日立などが強く推移し、強い銘柄にとっては単なる押し目提供のいいチャンスであったに過ぎなかったのかもしれない。
また、本日の動きから解ることは、現在の下げチャネルで推移するならば、目標の16500円には届かないことになる。中期のチャネルを下割れているので、売り転換中であることには違いないのだが、まだ神経質な展開が続きそうだ。
さらに騰落レシオは80.4%で今年2番目の低さ。売りにくいのは承知しているが、とりあえずは日経平均、TOPIXとも下げトレンドで推移しており、昨日の日記のとおり、下げチャネルを上抜けるまでは下値目線で見守るほかなさそうだ。
日経225先物 18020 +50
2007/07/24
昨日日経平均が中期の下値連結線を下割れたことから、どうもおかしい、何か違うと思い、6月18日に掲示した日柄チャート(7月19日にも掲示)を再度見直してみることにした。
パターンとして前回高値をマドを空けて上抜けた日から48日間ほど上昇して、その後46日間ほど下落するという内容なのだが、6/18掲示したのは8/22.23付近まで上昇するというシナリオ。しかし昨日日経平均が割れたので、今回は8/22をXデーとしてボトムになることを前提に、逆算して見ることにしてみた。それが3つ目のチャート。
マドを空けて前回高値を更新した日は4/9で、50日後の6/20には現時点での天井に該当する18297円をつけているので、この日柄で推移するというシナリオを採用してもおかしくは無いことになる。ちなみに天井を付けた日から19日後が直近の高値となっていることにも留意。天井から45営業日後は日銀の金融政策決定会合が行われる日柄8/22.23であることにも注目。
これらを踏まえて明日以降近々に日経平均が17848円を下割れてくるようなことがあれば、上記の理由により急落することが予想される。
一方18300円を上抜けることがあれば明確に否定されることになるが、、、
日経225先物 17970 -210
2007/07/23
日経平均は06’6/14の14045円からの下値連結線を下割って、赤に近い黄色信号。TOPIXは3週連続下値を切り下げてしまっているが、こちらはチャネル内。
明日以降多少のリバウンドがあったとして、TOPIXのチャートにある下落チャネルを上抜けることが出来るかどうか。
また、日経平均月足のチャートでは、現在ID/NR4の形となっている。もし今月中に割れて下げ幅を出すか18300円を抜けるかの答えを出さないのであれば、来月抜けた方に付くということで解りやすくなる。
個別銘柄では、私が監視している中で東芝が高値更新だし、以前取り上げた6709明星電気は14%の上昇。川重や三菱重工、新日鉄や神戸鋼なども底堅い動きだった。しかしこれらはほんの少数派で、東証一部値上がり234、値下がり1435、jasdaqは2勝10敗、マザーズの新安値8手目となっており2極化状態ながらもかなりムードは悪い。
日経225先物 18130 +80
2007/07/19
日経平均は下値連結線を割れることなく「はらみ足」となり、勝負は明日に持ち越しとなった。
しかし後場中ごろから鉄鋼や海運、消費者金融株などに買いが入り、何とか持ち直しそうな雰囲気。日記を更新している午後9時時点ヨーロッパは大幅高となっている。
8月の日銀金利引き上げを控えて株価はどちらに動くのか。もし明日「はらみ足」を上抜けるのであれば、当面相場は上方向で、これまで強かった銘柄がこれからも強く、総仕上げ的な動きとなって、その後大きめの下落があるのではないかと予想する。
それまでは引き続き下値連結線を割れて引けるまでは現状維持の方向。もしその先(8月中ごろ)大き目の下落があった場合は、新興市場などちょうど2番底、もしくは底割れの場合は大底の位置となり、長期保有銘柄保有のチャンスとなるのかもしれない。
日経225先物 18050 -160
2007/07/18
NYは上昇して引けたが、インテル、ヤフーなど引け後に発表された決算を受け夜間市場では安く推移。東京市場もNY高には反応せず、寄付き後一気に売られて一時18000円割れまで下落した。
普通上昇相場の終焉は好材料で幕を閉じるものだと教えられてきたが、今回はどうか。NYDOWはまだ上値余地があるし、ヨーロッパ各国もDOWのように抜けておらず煮え切らないチャート。
何かシグナルと思い探してみたのがお隣韓国。日本と同じ時期に経済危機を迎えていたのだが、今はうらやましいぐらいのきれいな上昇チャート。これが現在新値12手目で「包み足」のシグナルとなっている。まあ、経済はグローバリゼーションと言えども韓国中心に世界経済が動いているわけでもなく、頭の片隅に置いとく程度に気にしておきたい。
現在日経平均のチャートでは、頭は18300円で押さえられているが、時間の経過と共に下値線はどんどん株価に追いついてきている状態で、本日のように200円もの下落で、すぐにチャネル下限に届いてしまう。本日の安値を下割るとチャネル分析上では、久々のトレンド転換(売り転換)となるので、注意したい。下値目処までの距離があるので、売り仕掛けは終値ベースで売り転換してからでも十分間に合うし、十分な利益となる。しかし売り転換しなかった場合は小波動の底値売りになるので注意したい。
日経225先物 18210 -60
2007/07/17
日経225先物 17980 -80
2007/07/12
日経平均は前場NYの戻りを受けてそこそこ堅調だったものの、2時ごろから急落。下値目処としていた17930円で何とか踏みとどまったものの、戻りもいまいち鈍いように感じた。SQがらみの動きも本日までだし、日銀の利上げ無しのニュースも織り込んで明日からどう動くか。
またマザーズ指数は6/13の869.73を守れるかどうか、jasdaq指数も6/13の78.99を守れるかどうかの確認が必要。例え両指数とも割れたとしても2番底となる可能性もあり、こちらはキャッシュポジションを空けて見守りたい。
個別では丸紅や川重など東証一部の大型株が前場は元気だったが、引けにはすっかり値を消して高値からの陰線となった。また野村や日立など大型株の一部に陰転の兆しが出ているのも事実。その一方本日は石井君や丸山君などの仕手株がランキング上位に並んでいたのも特徴的だった。
後場の急落後一旦止まったのを確認して東証2部の6709明星電気など2銘柄ほど仕込んでみたがさてどうなるか?
日経225先物 18060 -200
2007/07/11
日経平均は200円を超す大幅下落。ナスダックの動きが新値8手で十字線となっていたことから、ほとんどの人は昨日のNYの下落はある程度予測出来ていたと思う。
しかし東京市場は本日から下げ始めたばかりで、17900円付近を割れて引ければ6/14の14045からのサポートラインがブレイクされることになりそう。まだ相場は下げ始めたばかりで、RCIも下げ余地が残されている状況だ。
もし相場を強気に見る場合は、13日の金曜日から月曜日ぐらいまでの安値が買い場となるが、弱気と見る場合では同じ日柄帯にサポートラインを割れることになるだろう。MACDの10分GCで株価が連動して上昇するのを見極めて、そこまで十分ひきつけてから慎重に行動したい。
日経225先物 18260 -20
2007/07/10
昨日のnasdaqは新値8手目で十字足となり、戻りいっぱいのシグナル。本日の東京市場が注目となったが、川重や石川島、丸紅などが強く推移し、木村加工が7手目でストップ高。個別は最後の総仕上げ的な上昇になってきているように思う。
しかし225指数のほうは連日の小動きで、方向感がつかめず。今晩のナスダックが前日安値を下回ってこれば、小動きではすまされず、ボラタイルな動きが出てきそうだ。
日経225先物 18280 +130
2007/07/09
日経平均は、終値では高値更新となって堅調だが、実際寄り付いてからほとんど値動きが無く、相場に張り付いていても手出しが出来ない。完全に干されているような感じだった。
現在サイコロはXXXX000000X0で7勝5敗。
日経225先物 18240 +50
2007/07/05
昨晩NYは独立記念日で休場。3日の足はダウ、ナスダックとも目処となる上値線まで上昇して抜けなかったものの強い足取りだった。
本日の東京市場の動きは、前場は強く日経平均は18300円の戻り高値を試した。またTOPIXもザラ場6/20の高値を上抜き強い展開だったが、両指数とも後場から押し戻される格好となり終値ベースでの戻り高値を更新することは出来なかった。
日経平均は2/26の18300円に対する2番天井が6/20の18297、本日はその2番天井がダブルトップとなるかもしれない位置で後場引けにかけて押し戻されたので、かなり後味が悪いように思えた。
さて今後の展開としてNYDOWが上値抵抗線を上抜けるか? 上抜けない場合は5?で踏みとどまってその後上昇に向かうことが出来るかの確認が必要。
今のところまだ一番下の6/18更新のチャートのイメージとしており、8/22、23は偶然だが
日銀金融政策決定会合
と重なっていることに留意している。
はたして、次回は金利引き上げがあるだろうと予想されている中で、日経平均は高値をとりにいけるのか? 何か別のシナリオがあるのか?
今相場が2番天井の重要な位置に差し掛かっているため、判断を迫られているように思う。
日経225先物 18210 +20
2007/07/03
昨晩はNYの動向に注目していたが、こちらは前日の高値を上抜く陽線となり、ひとまず相場は落ち着きを取り戻した様だ。
また、日経平均のほうは昨日少々上昇角度がきつかったためかCMEの数値に届かず上昇角度を緩やかにして、100円以内の値動きで推移した。さらに昨日のTOPIXに続き本日は日経平均、ジャスダック、マザーズのRSI9.12がGCとなった事も追い風となる。
しかし日経平均日足の現在のチャネル内では、せいぜい5手か6手で戻り天井を打っているように見える。だから今回も同じようになるとは限らないが、一応注意しておきたい。
日経225先物 18190 +30
2007/07/02
日経平均は3日続伸で、明日から5連勝しても8勝3敗は変わらないサイコロとなった。個別も5480冶金工のように再度高値を見に行く体制に入ってきたと思われる銘柄も多数出てきたので、明日以降本日の高値を上抜けてくることは十分考えられる。TOPIXのRCI9と12が本日GC、日経平均はまだ未達成だが、この辺も今後上昇の後押しとなりそう。
また、本日日銀短観の発表があったが、04年7月の日銀短観のときは、その時が2番天井となって大幅下落した。現在の日経平均の位置も2番天井の位置となっていることが気になるが、近日中に急落することが無ければ、変化の時間帯を無事通過できるのではないかと少し楽観的に見ている。
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