日経平均 8876.42 -362.82 | - 2009/01/08
- 日経平均長期チャートを見てみると、89年バブル後高値からボトムまでの下落月数は33ヶ月間で、24ヶ月線の現在と同じ位置から10ヵ月後にボトムが到来。
また00年のハイテクバブルからの下落月数は37ヶ月間で、24ヶ月線の現在と同じ位置から株価のボトムまでは17ヶ月間かかった。 今回は値幅的には満足できる水準まで下げてはいるが、18300円からまだ24ヶ月しか経過しておらず、少なくともあと10ヵ月は調整期間として必要ということになる。すると年後半の株価水準は現在よりも安い、もしくは底で揉み合いということになりそうだ。(12月30日のチャートも参照)少なくとも緑の上値連結線を上抜けるまでは本格的な上昇トレンドとはならないだろう。 次に日経平均週足で見てみると、今週の高値はちょうど上値連結線を結んだ青の下落チャネルの中間ラインまで戻ったことがわかる。ここからは急落してくる26週線を意識した動きとなるため、ここからの買い上がりは不利な状況だ。短期的に本日の下落でも個別の強いものは、まだ売り転換しておらず、日経平均は昨日の9325円を再度上回ることが出来るかどうかに注目。
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