2011年1月の日記

日経平均 10237.92 -122.42
2011/01/31

日経平均はNY安を受けて100円を超す続落となり、30分足チャネルの下限に到達。終値では10200円のサポートライン(上昇してくる13週線とも重なる)上で引けとなった。
過去の日経平均週足チャートでは、底値から26週線が上向きになってから、初めて13週線もしくは26週線まで株価が下落してもその後の株価の推移は戻り高値更新していることが分る。
特に2004年相場と昨年2010年の同じ時期のチャートを上げた。季節的な要因もあり、2月2週目辺りまで調整する可能性があるが、その後の相場に期待したい。

日経平均 10360.34 -118.32
2011/01/28

 昨年7月の参院選(選挙区)で最大5倍の「一票の格差」が生じたのは違憲として、訴えていた大阪高等裁判の判決が出たようです。何でも鳥取県の有権者が1とすると大阪府の有権者は0.21でしかないそうです。裁判所は「違憲状態」との判断を示しましたが、選挙の無効請求は棄却としました。
 政府は貿易の自由化で環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の参加を検討していますが、日本の農業に打撃があるとして、TPP参加に慎重姿勢の地方出身の国会議員は少なくありません。
そもそも日本の農家は高い関税率や農業者戸別所得補償制度で厳重に保護されています。地方の就農者及びその家族は多く、その有権者も日本のTPP参加には慎重です。
昨年12月の全国の有効求人倍率は0.57倍となっています。これはパートやアルバイトを含めて失業者2人に1つの求人しかないということです。農家は自給自足が出来ますが、都会ではそうは行きません。農業者戸別所得補償制度は国民の税金でまかなわれているのは言うまでもありませんが、都会のサラリーマンが疲弊していては農業を守ることは出来ないのです。まあ、そんなことは誰もがわかっていることだと思いますが、一向に農業改革が進まないのは、選挙制度に問題があるのは明白です。違憲とされた「一票の格差是正」から始めていただきたいものです。 さて、日経平均は前場中ごろから仕掛け的に売り込まれ急落となった。5波動構成の三角持ち合いを想定していたので、今回の下落は想定内です。10350円台は押し目買いのいい水準だと思います。

円/ドル相場
2011/01/26

下記の円/ドルチャートを見ると、 
1.綺麗なチャネルである。
2.円安は53週の周期である。
3.円高は50週の周期である。
ということが分かる。今回は13週線と26週線のゴールデンクロスのタイミングに注目してみたのだが、
1.GC@は為替と26週線の乖離率が大きい為GCした翌週が円の安値となっている。
2.GCAは為替と26週線との乖離も少なく、GCした後は円安に振れている。
 では、2週後(2月SQ週)にもGCするであろうGCBはどうなるのか?
これまでQE2(量的金融緩和第二弾)で米国はドル安を背景に輸出で好調な業績を積み重ねて、NY市場は大きく上昇してきた背景がある。日本の株式相場もその影響を受けて円高であっても10620円水準まで値を戻してきている。
しかし、為替チャートのGCBでGCし、緑のサポートライン84.39ドルをブレイクするようなことになれば、NY株式市場も調整に入る可能性があるといえる。そうなれば戻りも2月SQまでで最大10750円付近で終わってしまうかもしれない。
 しかし、エリオット波動で「1波と4波が重ならない」というルールがある。そうであれば現在の波動カウント4波は円安周期53週の日柄である3月4週目辺りまで大きく動かないというシナリオも考えられる。
であれば、株式市場も3月末から4月頭付近までは堅調に推移するのかもしれない。
いずれにせよ13週線と26週線がゴールデンクロスする2月SQの週付近の動きが注目だ。

日経平均 10464.42 +119.31
2011/01/25

日経平均はNYの大幅上昇を受けて1%を超える上昇となった。
これでひとまずは10250円レベルがサポートとなり21日の大幅下落でつけた陰線を上抜くことが出来た。しかし上には変化日の20日の付けた空と13日からの上値連結線らしき抵抗線が存在する。もう一度安値を試しにいく可能性もあるので、高い場面は買わないようにしたい。

日経平均 10345.11 +70.59
2011/01/24

2009年5月からスペキュレサイトの更新を休んでいましたが、実は去年の12月にかねてから保有していた250坪の土地に小さな家を建てました。フラット35sでローンを組んで当初10年はマイナス1%金利で1.4%となります。11月までなら金利は最低水準だったのですが、残念ながら間に合いませんでした。12月は金利が急騰してしまい、9月の最低金利から比べると総支払額で208万円程の差が出てしまいましたが、まあそれでもかなり安いと考えています。私にとってこれから注目していきたいのは金利。世界の先進国の中でも唯一のデフレ国家が、はたしてインフレになって金利が上昇していくのかどうか。
貯蓄があれば住宅ローンの足しになるのかどうかですね。
日本の900兆を超える莫大な借金。果たして思惑どおり金利上昇となるか。
これから先の先ぐらいのタイミングで為替と金利が今後の相場のテーマとなるような気がしています。
 さて、先週末のNYダウは高値更新、ナスダックはマイナス引けとなり、先行きの見通しが悪い中、日経平均は週末の安値10250円レベルがサポートとなり70円のプラス引けとなった。
後場半ばまで特に材料は無く退屈だったが、先日までの大幅上昇に公募増資の悪材料で取り残されていたりそな銀行が、引け間際に急騰する場面があった。チャート的にも魅力がある水準なので注目している。

日経平均 10274.52 -162.79
2011/01/21

日経平均は昨日の変化日に反落し、本日は大幅続落でトレンド転換となった。
本日の大幅下落は昨日の日記のメインシナリオで想定していたので、収益機会に恵まれた。
さて、ここから考えられる下値目処は週足の雲の上限である10250円(達成済み)もしくは日足の雲の上限10040円となる。、教科書どおりならここからは5波動の三角持ち合い波動が想定され、下落第一波の今回が一番深い下落となるはずだ。この持ち合い波動が終了すれば、最後の11000円に向けた上昇が残されており、本日の下落で損害を受けたとしても買い方有利は続くと見ている。

日経平均 10437.31 -119.79
2011/01/20

本日一番のニュースは、「中国国家統計局が20日発表した2010年の国内総生産(GDP)は物価変動の影響を除いた実質で前年比10.3%増加し、日本を抜いて世界第二位の経済大国となることが確実となった」との事。
一方昨年のニュースだが、「2010年12月28日、日本政府は中国製品の400品目の輸入関税を引き上げることを決めた。日本政府の方針に基づくと、中国から輸入する製品のうち、「特恵関税制度」の対象外の製品は13品目から約450品目に大幅に増加する。」これらの記事から言えるのは、わが国の第一位の輸入相手国である中国から莫大な税収入が得られる。しかも中国はわが国よりも高いGDPなのだから、発展途上国として適用されてきた特恵税率を除外しても文句がいえないことになる。
中国からの製品で特恵税率が適用される代表的なものはプラスチック製品だが、これらの製品に対して3%中盤の税金が課せられる。また、その約3%も小売単価に上乗せされる訳だから、消費税の収入も増える。
中国はTPP参加検討国でもないので、当面税収アップが期待でき、同時に国内産業を守ることが出来る良い政治判断だったのではないでしょうか。
 さて、変化日の本日日経平均はナスダックの大幅下落の影響を受けて反落となった。10420円割れ引けは売り転換としていたが、そうとはならず日経平均、TOPIXとも上昇チャネルを維持して引けた。もし今晩もNYが安くなるとすればアイランドリバーサル、及びチャネル割れとなり売りシグナル点灯となる。
 投資戦略だが、ここから考えられるシナリオは2つで、メインシナリオは、ここから4波目の調整に入る。2波目が3波動だったので、4波目は5波動のトライアングルが想定される。大まかに言えば高値から400円下げた10200円付近まで調整し4波目終了時からは下落幅の倍返しで11000円到達して5波目達成。日柄的には日経平均週足チャートに印した昨年の日柄と合致する。
ちょうど日経平均がNYダウよりも2ヶ月遅れとなっていることから、5波到達時は3月末〜4月頭付近ではないか。
 また別のシナリオとしては、日経平均がチャネル割れしないのであれば、このまま上昇トレンドに従い10800円から11000円まで突っ走ることになる。
そこで調整して3月末付近にN計算値の11000円を上回って終了するというもの。いずれにしてももう一段高は有ると見ている。

日経平均 10518.98 +16.12
2011/01/18

NY市場は休場で特に材料の無い中、日経平均は安く寄り付いたが5日線まで値を戻して引けた。
明日あさっては変化日で、方向が上か下かはっきりしそうだ。
下に向かうなら押し目買い、上なら上値余地が残っている銘柄をピックアップしているので短期となりそうだが新規買いで対応予定。

日経平均 10502.86 +3.82
2011/01/17

NYは高値を更新して引けたが、東京市場は個別銘柄の利食い売りが先行して4日連続して陰線引けとなった。
日経平均の10600円という数字は、計算上の上値のポイントとして、根拠は下記計算の通りとなる。
また、その日柄に関しても昨年の相場と重なるので参考としている。
本日は1/6の上昇時に開けたマドに接近して引けており、ハシゴをはずされるようなことが無ければ、20-25日辺りで10880円(昨年5/6下落時の空)から11000円(天底平行線値)とみたい。

日経平均 10499.04 -90.72
2011/01/14

日経平均は後場から利食い売りが出て反落となった。
しかしインテルの好決算を受けて8035東京エレクトロンや6963ロームなど注目していた監視銘柄が吹き上がり、日々銘柄を変えて循環物色は続いているようだ。
本日までにポジションをだいぶクローズしたので、調整待ち。
週末は大雪の予想で、交通機関の乱れでセンター試験に影響が出なければ良いですね。

日経平均 10589.76 +76.96
2011/01/13

昨日SQ前のロールオーバーで10500円に押さえ込まれたが、重石も取れてきたせいか上昇セクターを替えて本日も続伸。
TOPIXのチャートを見ると何時調整入りしてもおかしくは無いが、目標に達成していない銘柄はそのままポジション維持。本日でなければ1/20-25辺り、10880付近が次の目処。
調整後3月後半に向けて11000円と見ている。

日経平均 10512.80 +2.12
2011/01/12

昨晩のヨーロッパ市場は1パーセントを越える大幅高となった。これを受けて本日の日経平均も寄付きから強かったが、SQがらみで10500円に押し戻され小幅高での引けとなった。
さて、13日がインテルの決算発表となっており、昨年もここがひとまず天井となって調整入りしただけに注意が必要なポイント。目標達成銘柄は調整入りし、富士通、パナソニックなど駄目な銘柄は更に下落するのかもしれない。
上昇トレンドチャネルに異変は無いがTOPIXは上値連結線に到達となり、長期で年末を見据えている人は持続で問題ないが、短期投資ならここから上値は利食のタイミングかもしれない。

日経平均 10510.68 -30.36
2011/01/11

日経平均は小幅下落となったが、個別銘柄はまだまだ元気。
しかし25日騰落レシオは再度上昇し152%。ここから上は目標上値目処に到達したものから順次利食い予定。

日経平均 10541.04 +11.29
2011/01/07

本日の日経平均は小幅上昇ながら個別銘柄では急上昇する銘柄が散見された。
ここまでの上昇は久しぶりの気持ちの良い上昇で何を買っても儲かるような相場。12/22の10394円を明確に抜けたところでもあり、上昇に安定感もある。
NYのトレンドラインが割れない限り1/20-25辺りまでポジション維持予定。

日経平均 10529.76 +148.99
2011/01/06

今年から仕事も一段落したので、HPを出来るだけ更新していきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。
さて、60分足チャートで分かるとおり1/4は上値連結線を上抜くことが出来なかったが、昨晩のNYの大幅上昇を受けて日経平均は本日窓を開けて大きく上昇、高値更新となった。
ここまでの日経平均は約40日スパンで安値をつけているが、これから始まる40日以内が目先の高値となる可能性がある。上値目標は10700〜10880のマド埋め水準と見るが、ちょうど昨年9/1からの上昇倍返し水準と重なることからも重要視している。
現在のチャネルからすれば早くて1/20付近となるが、、、

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